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グローバル社会を生き抜く!

web.archive                                                                                                        Aug 31st, 2014

1993年2月に語学教室を始め、今年2014年2月で21年という歳月が過ぎ去りました。多くの国から英語、中国語の先生方に来て頂きました。イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ペルー、台湾、中国、韓国、マレーシア、ミヤンマー、フィリピン等です。我が国日本はどんどん多国籍国家に向かっています。また、ご存知のように経済的戦略の一つとして、日本への観光に力を入れています。徳島の地元でも3年ぐらい前に70カ国の国籍の方が滞在していると聞いたことが有ります。もちろん長期滞在者、短期滞在者を含めてです。

昨年5月に安部首相が第2弾国際戦略として、グローバル人材育成活動を活発にすると発表しましたが、そのことは単に海外で仕事が出来る若者を養成するだけでなく、我々日本人も仕事で来日した外国人と共に我が国で生活して行くことも意味していると思っています。中央の大都市では多くの外国人就労者が当然のことのようになっていますが、地方では未だに慣れていないのが実情では無いでしょうか。特に人間関係を培うことなどには余り慣れていません。

そこで当教室も小さい時から出来るだけいろんな外国の方に接することを希望し、今までと違い、出来るだけ多くの国々の方と接して欲しいと願い、来月からはアメリカ、オーストラリア、ケニヤ、インド、ベトナムの先生方と交流が出来るような機会をつくって行こうと計画中です。長年語学教室に携わって来て思うことは机の上のテスト勉強の外に、とても大切な学ぶべきものが有るということです。ずっと以前にある雑誌の記事に、企業の中枢にいる若者が:自分はアメリカとイギリスの2つの大学で留学経験を持っているが、留学することによって英語の勉強には大変役立ちました。そして同時に、それ以上に海外で住むことによって学んだ様々ことが、現在の自分に、何倍も役立っていると書いてあるのが掲載されていました。自分と異なる民族と交流することは多くのことを学ぶのだと思います。もちろん自分にとって楽しいことばかりでは有りません、嫌なこともたくさん有ります。

しかし、そんなことを経験して、益々変化するグローバル社会で大きく活躍出来るのではと思っています。

私の好きな言葉:

* Keep your thoughts positive no matter what happening around you.

2014/08/30

ムヒカ大統領のスピーチ

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前回のつづき・・

幸せになるためにこの地球にやってきたのです。

人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。

命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会” にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクレオ、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。国の代表者としてリオ会議の決議や会合をそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、1300万頭の、世界でもっとも美味しい牛が私の国にはいます。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。

そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。

なぜか?

バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。そして自分にこんな質問を投げかけます。

これが人類の運命なのか?”

私の言っていることはとてもシンプルなものですよ。発展は幸福を阻害するもので

あってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。

愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。

環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。

2014/02/25

*何かすごく考えさせられますね。

シャロンランゲージスクール

ムヒカ大統領のスピーチ

南米の小さな国ウルグアイ(No.1)

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ウルグアイの大統領ホセ・ムヒカは、世界で最も貧しい大統領として知られている。彼はその資産の80%を寄付し、個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみで、郊外の質素な住宅に暮らしている。給与の大部分を財団や政府のプログラムなどに寄付し、月1000ドル強で生活する彼の姿は、多くの人の関心を集めている。そして、昨年7月に開かれたリオ会議(Rio+20)でのムヒカ大統領のスピーチは多くの人々に衝撃を与えた。ウルグアイのような小国の代表のスピーチはもちろん後回しにされ、それに耳を傾ける人はほとんどいなかったが、彼はその場で経済の拡大を目指している現代社会に対して明確な警鐘をならしたことで、全世界へと広まり、大きな話題を呼びました。

【ムヒカ大統領のスピーチ】

会場にお越しの政府や代表の 皆様、ありがとうございます。ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。

私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターの皆様にも感謝いたします。 国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させて下さい。午後からずっと話されていたことは“ 持続可能な発展と世界の貧困をなくすこと ” でした。

私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください。

ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。

同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億~80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなく、この無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。

次回へつづく・・

2014/02/24

ご挨拶

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1月 20th, 2008

シャロンランゲージスクール          ディレクター

子供の頃から外国に興味と憧れをもっていた私は、自然に外国語を学ぶことが好きになりました。そして、留学や海外での仕事などを経験した後、

1993年に 生徒本位の英会話と中国語会話の上達を目標としたシャロンランゲージスクールを設立しました。

設立当初は、ただ語学を楽しく学ぶ環境を提供すれば良いと考えていたのですが、いざ始めてみると子供や若い生徒方が私の少年時代に比べて好奇心や冒険心 が少ないように感じました。また、生徒同志で接することも苦手なように思えました。そこで私は、語学学習を通して生徒方の好奇心や冒険心を育むのが大切なのではないかと考え、そのように方針を定めました。

この10年余りの間に何人もの生徒方を留学や海外で仕事をするために送り出しました。また、本校を離れた後、難関大学に合格し、大きな夢と希望を持って学業に励んでいるという嬉しいお便りも多数保護者の方々から頂いております。

語学学習が人の成長に大きな影響力を持っているということを実感する毎日です。  最近では小・中学生が中国語の不思議な魅力に顔を輝かせて楽しそうにレッスンを受けています。何かに興味を持った子供の発揮する能力には本当に驚かされます。 これからも語学学習を通して生徒の皆さんと一緒に数多くのチャレンジをしようと考えています。

<教育方針>

言語学習を通して豊かな教養を身に付け

国際社会にはばたく人材育成

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Don’t compare yourself with others…

Web.archive Dec/11/2013

Be yourself;you aren’t exactly like anyone else in the whole world. Life is not a race to be better than others or think that you are better than someone else. Nor is it useful to think of yourself as less than others. It’s not possible to measure one person against another person anyway. Everyone is of great value in their own way.(文章の一部)
こんな英文を生徒方と一緒に読んで楽しくレッスンしています。

シャロンランゲージスクール

Meeting

2019年が始まり、今日は1月5日(土)です。午前中に今年最初のレッスンがありました。中国語のレッスンでした。毎年のことですが、最初のレッスンは少し力が入ります。来週月曜日からは他の先生方のレッスンも普通どおり開始します。現在当教室に関わる先生は5人います。私を含めると6人になります。もちろんいつも同じ人数ではありません。当教室はほとんどが市内の方でレッスンをする為、事務所のある板野教室では私が英語と中国語を教えています。レッスンをする一方で外国人の宿泊受け入れるゲストハウスも営業しています。海外から四国霊場をお遍路する方々のお役に立てればと宿泊業の許可も取得し、もう約8年の歳月が過ぎました。最初は本当に時折来る程度でしたが、現在はたくさんの外国の方々が宿泊するようになりました。そして何よりも英語や中国語で実際に話す機会が多くなったのが嬉しいです。話すだけでなく宿泊予約を受ける為にメイルの交換をするので、文章作成の勉強も自然に出来ます。この近年は人生を振り返ると最も外国語で文章を書いていると思います。語学学習はやはり必要に迫られるのが最も効果の有る方法ではとつくづく考えさせられます。昨年のクリスマスには以前知り合った多くの外国の方々からSNSで連絡がありました。そして、最近特に思うことは語学学習を目指している方々に、是非出逢いの経験をさせてあげたいということです。今年はどこの国からの方々と出逢うか、今から楽しみにしています。

Jan 05,2019

シャロンランゲージスクール